平成5年度 全日本漢詩連盟 理事会・総会が開かれました。
     (2023. 5.13)

 5月13日、全日本漢詩連盟の理事会・総会が東京の学士会館にて開かれました。

 昨年ご逝去された石川忠久前会長のご冥福を祈り、全員で黙祷の後、審議に入りました。

  ≪審議・報告事項≫
[新理事・新代議員の承認]
[活動報告]

  @事業報告並びに本年度計画
  A地区組織一覧と会員状況
  B連盟ホームページの活動報告と予定
  C会詩(扶桑風韻・会報)
  D漢詩指導者研修計画
  E扶桑風韻漢詩大会計画
  F漢詩大会審査基準の確認
  G令和4年度会計報告・監査報告   H令和5年度会計予算案   I連盟規約改正案
  以上につきまして、報告と質疑が行われました。
  Iの規約改正については、後日会員に改正後の規約をお配りします。

  ≪その他≫
[令和4年度 全日本漢詩大会報告]
 令和4年度の全日本漢詩大会(全日本漢詩連盟設立20周年記念大會)はコロナ禍のため中止となりましたが、373首の応募があったこと、また、新たにU23・U18の部門を設けて若年層の参加を促したことが報告されました。

[令和5年度 いしかわ百万石文化祭 全国漢詩の祭典の準備状況]
 10月28日に開催される「いしかわ百万石文化祭 全国漢詩の祭典」につきまして、石川県連の北畠能房会長から準備状況の報告と参加の要請がありました。
 この祭典の詳細は、募集要項をご覧ください。

[全日本漢詩連盟設立20周年 特別功労者表彰]
 特別功労者表彰として、次の4氏に鷲野会長から感謝状が授与されました。
  菅原有恒(本部)、鬼澤霞(茨城)、野中秀鳳(高知)、三浦周洋(福岡)(順不同・敬称略)
 ※以上の議事が滞りなく進んだ後、参加者記念撮影・懇親会が行われました。


































(第38回国民文化祭.第23回全国障害者芸術・文化祭)
いしかわ百万石文化祭文化祭2023

全国漢詩の祭典


百万石漢詩文化 ー 絢爛と継承 ー


 2023年の全国漢詩大会は、石川県で国民文化祭として開催されます。
 
 令和5年2月1日(水)から4月30日(日)まで、大会参加詩の応募を受け付けます。
  ※当日消印有効です。

 七言絶句、詩題は自由です。
 応募料は2,000円、指定の応募用紙に受領証を添付し、4月30日(消印有効)までに
 大会事務局まで郵送ください。
 ただし、海外投稿者、身体障害者手帳の写しを添付された方、
 23歳以下の学生(大学・専門学校・高校・中学・小学生等
は無料とします。

 応募要項、審査基準、応募票・応募用紙、吟行会要項、振込用紙(見本)はPDFでダウンロードできます。

  ※上記一式は、全日本漢詩連盟地区会員の方には地区連盟を通して、個人会員の方にも個別に郵送しています。
   会員でない方で紙文書を希望される方、あるいは会員で未到着の方は、
   大会事務局(応募要項に記載)、または全漢連事務局(右の連絡ボタン)まで


 大会当日には交流懇親会、翌日には吟行会も予定しています。
 交流懇親会への参加を希望される場合は、応募票にその旨記入していただき、参加料(6,000円)を払い込みください。
 吟行会は「吟行会のご案内」をご覧になり、応募票にその旨ご記入の上、参加料(5,000円)を払い込みください。
 漢詩応募と関係なく、懇親会・吟行会それぞれに、どなたでもご参加は可能です。

 詳しくは、応募要項をご覧ください。

   募集要項

   漢詩応募票(A4サイズ)漢詩応募用紙(A4サイズ)

   ※ダウンロードして応募される方は、「応募票」を右に、「応募用紙」を左に合わせて、
    A3サイズで一旦コピーをしてから記入をしてください。(一枚にするということです)

   審査基準

   払い込み用紙(見本)

   ※振込用紙は見本です。記入事項の確認にのみお使いください。

   交流懇親会・吟行会案内





































令和四年度 全日本漢詩大会
 全日本漢詩連盟設立20周年記念大会の
受賞作決定

     (2023. 2. 1)

 令和四年度 全日本漢詩大会の受賞作品が決まりました。

 多くの方の応募、ありがとうございました。
 今年度は373首の応募があり、文部科学大臣賞を始め、特別賞、秀作、入選作を決定しました。

   「令和四年度 全日本漢詩大会」 受賞作品の一覧

   特別賞作品はこちらです




 なお、既にご連絡しましたように、3月18日に予定していました漢詩大会(表彰式・講演会など)、懇親会、
 翌日の吟行会はコロナウイルス感染の懸念から中止となっています。
 受賞の皆さんには表彰状を郵送いたします。
































令和四年度 全日本漢詩大会
全日本漢詩連盟設立二十周年記念大会
大会記念式典の中止について


 令和四年度の全日本漢詩大会・全日本漢詩連盟設立二十周年記念大会につきまして、コロナ感染蔓延を考慮し、既に懇親会と吟行会の中止を決定していましたが、この度、大会そのものも中止することになりました。

 コロナ禍の第八波拡大が現実的に進んでいる状況であり、感染者最大の都心において開催することについて、東京以外から来て下さる大会参加の皆様、受賞者の皆様のご健康を鑑みて、中止が最善の方向であると実行委員会にて判断、決定をしました。
 大会参加を希望されていた皆様、漢詩大会へ応募下さった皆様には誠に申し訳ないこととなりましたが、どうかご理解をお願いします。

 漢詩大会には373首の応募をいただき、審査も順調に進んでいます。受賞された方々には1月下旬には連絡を差し上げる予定です。
 ( 賞状は3月に郵送します )
 また、懇親会、吟行会に参加を希望し、それぞれの参加費をお振り込みいただいた方々には返却をさせていただきます。
 後日、事務局から返金手続きのお手紙を差し上げますので、お待ちください。
 (尚、漢詩大会応募料につきましては返却しませんのでご了解ください)


































令和3年度『扶桑風韻』漢詩大会 入賞作
     (2022. 2.15)

 全日本漢詩連盟会員の応募による『扶桑風韻』漢詩大会
 令和3年度の受賞作が決まりました。

 今回は「旧跡・古跡」の課題でした。

全国から二百十七首の応募がありました。

   令和3年度 『扶桑風韻』漢詩大会入賞作品の一覧

   最優秀作品・優秀作品はこちらです


 「審査員による一言アドバイス」につきましては、三月上旬頃に応募者の皆さんにお届けします。


 なお、令和4年度は全日本漢詩大会(全日本漢詩連盟設立二十周年記念)が三月(令和五年)に開催されることから、そちらと合体し、『扶桑風韻』漢詩大会は行われません。
 令和四年度全日本漢詩大会の要項につきましては、七月の全日本漢詩連盟会報、及びこのホームページにて案内します。

































「令和3年度 全日本漢詩大会 石川大会」の受賞作決定
     (2021. 7.15)

 令和3年度 全日本漢詩大会 石川大会の受賞作品が決まりました。

 今年度は431首の応募があり、文部科学大臣賞を始め、受賞作を決めました。

   「令和3年度 全日本漢詩大会 石川大会」 受賞作品の一覧



































令和2年度『扶桑風韻』漢詩大会 入賞作
     (2021. 2.10)

 全日本漢詩連盟会員・準会員の応募による『扶桑風韻』漢詩大会
 令和2年度の受賞作が決まりました。

 今回は「舟・船」の課題でした。

全国から二百五十九首の応募がありました。

 令和三年度の同大会の課題は「旧跡・古跡」、応募期間は8月1日から10月31日ということで予定しています。
 詳細及び募集要項は、ホームページ及び全漢連会報65号に掲載します。
 応募用紙などもホームページからダウンロードできますので、是非、応募ください。

   令和2年度 『扶桑風韻』漢詩大会入賞作品の一覧

   最優秀作品・優秀作品はこちらです
































全国 漢詩の祭典(第35回国民文化祭 さきがけプログラム)が
(10月24日)に開催されました




【全国 漢詩の祭典】
 
 今年度に予定されていました「第35回国民文化祭・みやざき2020」がコロナウイルス感染拡大の影響で来年度に順延されましたが、
「全国 漢詩の祭典」につきまして、「さきがけプログラム」として今年度実施とし、10月24日(土)25日(土)に宮崎市民プラザオルブライトホールで開催されました。

 大会・吟行会ともに、コロナ禍に配慮して、参加者も例年に比べて縮小されましたが、快晴に恵まれ、空も海も蒼蒼と迎えてくれました。
 大会の第一部では、清武小学校の生徒達が「郷土の偉人 安井息軒」に関わる劇と歌を披露してくれましたし、宮崎吟詠会の構成吟「安井息軒」が行われ、全国からの参加者を歓迎してくれました。

 第二部では、「全国 漢詩の祭典」の入賞入選者表彰、受賞作品選評、また、特別賞6作品の地元少壮吟士による吟詠が行われました。
 記念講演では、安井息軒顕彰会の諸岩則俊先生による「写真で見る息軒の紀行文と漢詩の魅力」、また、全日本漢詩連盟会長の石川忠久先生による「安井息軒の漢詩 八首」がありました。

   特別賞受賞作品 四首

 なお、全日本漢詩連盟の地区連盟には、当日配布の資料と「入賞・入選作品集」をお配りしました。





































「全国 漢詩の祭典」の受賞作決定
     (2020. 8.30)

 全国 漢詩の祭典(第35回国民文化祭みやざき2020)の受賞作品が決まりました。

 今年度は441首の応募があり、第一次から第三次の審査を経て、文部科学大臣賞を始め、受賞作を決めました。

   「全国 漢詩の祭典」 受賞作品の一覧

   受賞作品も後日掲載します。


































令和元年度『扶桑風韻』漢詩大会 入賞作
     (2020. 2.25)

 全日本漢詩連盟会員・準会員の応募による『扶桑風韻』漢詩大会
 今年度の受賞作が決まりました。

   令和元年度 『扶桑風韻』漢詩大会入賞作品の一覧

   最優秀賞作品・優秀賞作品はこちらです
































全日本漢詩大会 香川大会(10月18日)と
吟行会(10月19日)が開催されました




【全日本漢詩大会 香川大会】
 
 今年度の全日本漢詩大会が、香川県高松市の「かがわ国際会議場」で「四国四序八景遍路行」の副題の下、香川県漢詩連盟、全日本漢詩連盟の主催で開催されました。
 ご来賓、各賞の受賞者を始め、250名以上の参加者が大会に集いました。

[開会式]

 午後1時から、石川忠久大会会長(全漢連会長)、安井草洲大会実行委員長(香川県漢詩連盟会長)から主催者を代表しての挨拶をいただき、開会しました。




[表彰式]

 続いて、表彰式が行われ、特別賞、秀作、入選の方々に賞状と記念品が贈られました。

   令和元年度 全日本漢詩大会 受賞作品の一覧

   特別賞受賞作品 四首


[文部科学大臣賞を受賞した東京都国立市の浦上さん]




[香川県知事賞を受賞した山梨県の山さん]




[高松市長賞を受賞した神奈川県の川上さん]




 特別賞、秀作、入選の表彰の後、選者を代表して石川先生からの選評、そして、文部科学大臣賞を受賞された浦上さんから今回の作品に対する思いと、今後の詩作への意欲を語っていただきました。

 その後、次年度に漢詩大会(第35回国民文化祭みやざき2020)を開催する宮崎県漢詩連盟の長友岳武副会長から、大会の準備状況とご案内がありました。
 (宮崎大会の実施要項などは、全漢連会報、及び全漢連ホームページで後日案内します)

[特別賞受賞作品吟詠]

 休憩をはさんで、特別賞を受賞した5作品の吟詠をいただきました。

 吟詠下さったのは、日本吟剣詩舞振興会顧問の野中秀風、臥風流吟詠会副会長の徳田寿風、臥風流吟詠会副会長の大森英風、臥風流吟詠会吟詠部長の久保草風、臥風流吟詠会本部副会長の横山公風の各先生でした。

[吟詠舞台]




[記念講演]

 石川忠久先生の記念講演。
 演題は『四国縁りの漢詩』で、関東に関わる漢詩を五首、お話しいただきました。

 阪谷 素の「白峯謁崇徳帝山陵」、磯部覺太の「屋島懷古」、齋藤竹堂の「阿波海上」、梁川星巖の「象山雜詠」、日柳柳東の「夜登象山」について、一時間余り、お元気にお話しいただきました。

 このご講演の記録も、後日、文章化してお示ししますので、楽しみにお待ちください。

[石川先生の記念講演]



[熱心に講演を聴く会場]



[閉会]

 最後に池田愚海香川県漢詩連盟副会長から閉会の言葉があり、大会を閉じました。

[交流懇親会]

 会場をJRホテルクレメント高松に移して、交流懇親会を五時半から開きました。
 こちらも120名の参加で、全国各地の方々と交流を深めることができました。




【吟行会(瀬戸内クルージング 10月19日)】
 大会の翌日は瀬戸内クルージングでの吟行会です。
 前日の夜から雨が降り、出発の朝もまだ雲が低く垂れ込めていましたが、75名の参加で、3隻の船に分乗して高松港を出発しました。
 海上は靄っていましたが雨は降らず、遠くの山もぼんやりながら眺めることができました。
 瀬戸大橋まで行き、その下をぐるりと廻って、高松港まで戻りました。
 その後、吟箋を提出し、お弁当をいただいて解散となりました。

 香川漢詩連盟の皆さんが最後までご面倒くださり、本当にありがとうございました。





































令和元年度 全日本漢詩大会 香川大会の受賞作決定
     (2019. 7.31)

 令和元年度の全日本漢詩大会 香川大会の受賞作品が決まりました。

 今回の詩題は「道・路・径にかかわるもの」、7月24日に最終審査が行われ、受賞された皆さんには個別に通知を差し上げました。
 受賞者ご本人に連絡の後に公開することになっていますので、お待たせをしたことをお詫びします。

   令和元年度 全日本漢詩大会 受賞作品の一覧
































令和元年度 全日本漢詩連盟 理事会・総会が開かれました。
     (2019. 5.11)

 5月11日、全日本漢詩連盟の理事会と全国代議員による総会が東京九段の二松学舎大学三号館にて開かれました。

 石川忠久会長の御挨拶の後、審議に入りました。

  石川会長の御挨拶


  理事会・総会

  ≪理事会 審議事項≫
@新理事・新代議員の承認

 新理事として市川桃子氏(学識経験者)、新代議員として平山裕氏(東海漢詩連盟)、伊藤秀次氏(三重県漢詩連盟)、芳倉清隆氏(近畿漢詩連盟)、井門明彦氏(愛媛漢詩連盟)、藤本順子氏(長崎県漢詩連盟)、甲賀猛氏(ネット漢詩連盟桐山堂)の皆さんが承認されました。

A活動報告

 ●事業報告並びに本年度計画

 全日本漢詩大会の開催について、今年度は香川県で、令和2年度は「国民文化祭みやざき2020」として宮崎県で、令和3年度は石川県で開催することが決まりました。

 ●地区組織状況

 ●会員状況

 ●会誌『扶桑風韻』・会報発行計画

 ●連盟ホームページの更新計画

 ●指導者養成研修会

    今年度は8月に東京で開かれます。

B決算・会計監査・予算案の報告

※以上につきまして、報告と説明が行われました。

  ≪総会(代議員会) 審議事項≫

@理事会からの審議事項について、審議・承認・決定

A報告事項
 ●平成30年度 全日本漢詩大会(15周年記念大会)の実施報告

    実行委員会(千葉県、東京都、神奈川県の各漢詩連)への感謝状贈呈

 ●令和元年度 全日本漢詩大会(香川大会)の準備報告

 ●令和2年度 宮崎国民文化祭漢詩大会の準備報告

 ●令和3年度 全日本漢詩大会(石川大会)の準備報告

B全日本漢詩連盟への多額寄付者への感謝状授与

C平成30年度『扶桑風韻』漢詩大会 優秀作品表彰式


 最優秀賞の田沼裕樹さん、優秀賞の香月孝子さん、巽幸雄さんを始め、秀作、入選の皆さんに
石川会長から賞状が渡されました。


田沼さん(左)と香月さん(右)への賞状授与

   平成30年度 『扶桑風韻』漢詩大会入賞作品の一覧

※以上の議事が滞りなく進んだ後、参加者記念撮影・懇親会が行われました。




総会後の記念写真


































平成30年度『扶桑風韻』漢詩大会 入賞作
     (2019. 3. 1)

 全日本漢詩連盟会員・準会員の応募による『扶桑風韻』漢詩大会の受賞作が決まりました。

 今回は「家・屋」の課題でした。



 2月下旬、石川会長を審査委員長として、四人の審査員により、受賞作品が決まりました。


   平成30年度 『扶桑風韻』漢詩大会入賞作品の一覧
































全日本漢詩大会(9月8日)と吟行会(9月9日)が開催されました



【全日本漢詩連盟設立15周年記念大会】
 
 今年度の全日本漢詩大会は、全日本漢詩連盟の設立15周年の節目の年、「漢詩再興のおおきなうねりを」をスローガンに、東京都漢詩連盟、神奈川県漢詩連盟、千葉県漢詩連盟の共同開催で準備を進めてきました。
 まだ暑さの残る東京九段下の二松學舍大学三号館、中洲記念講堂で、各賞の受賞者を始め、多くの参加者が大会に集いました。

[開会式]

 午後1時半からの大地武雄全漢連常務理事の開会の辞、石川忠久大会会長(全漢連会長)からの挨拶、菅原満大会実行委員長(全漢連常務理事 事務局長)の挨拶がありました。
 また、ご来賓として、二松學舍大学学長の菅原淳子さま、産経新聞社事業本部長の伊藤富博さま、日本吟剣詩舞振興会常任理事の沼崎星翁さま、日本詩吟学院理事長の大山岳壯さまから御挨拶をいただきました。

[表彰式]

 続いて、表彰式が行われ、特別賞、秀作、入選の方々に賞状と記念品が贈られました。
   平成30年度 全日本漢詩大会 受賞作品の一覧


[文部科学大臣賞を受賞した愛知県の巽さん]




[二松學舍大学学長賞を受賞した京都府の原さん]



 特別賞、秀作、入選の表彰の後、選者を代表して石川先生からの選評、そして、文部科学大臣賞を受賞された巽幸雄さんから受賞者を代表して謝辞をいただきました。

 表彰式の最後に、次年度に漢詩大会を開催する香川県漢詩連盟の保喜富夫監事から、香川大会の概容について紹介がありました。
 (香川大会の実施要項などは、全漢連会報、及び全漢連ホームページで後日案内します)

[アトラクション]

 アトラクションは、まず二胡の演奏から始まりました。
 演奏者は本多ゆとりさん、現在中学三年生とのことですが、落ち着いた演奏と素晴らしい技術、何よりも哀切たる二胡の音色で、三曲演奏していただきましたが、あっという間に時間が過ぎるような印象でした。
 12月には演奏会も予定されている実力で、将来は日中交流の架け橋になりたいという逞しいお気持ちをうかがいましたが、今後の活躍が楽しみになる演奏でした。

[二胡を演奏してくださった本多ゆとりさん]



[特別賞受賞作吟詠]

 特別賞を受賞された作品から六首を、まず中国語での朗唱で味わった後に、吟詠でもう一度じっくりと聴くという形で鑑賞しました。

 中国語の朗唱は神奈川県日中友好協会中国語講師の平陽さん、吟詠下さったのは、霞朗詠会総本部会長の鬼沢霞、朝翠流宗範の横溝藍鵬、岳精流日本吟院宗家の横山精真、吟道蕗山会会長の清水蕗山、日本吟剣詩舞振興会常任理事の沼崎星翁、日本詩吟学院専務理事の真島岳元の各先生でした。

[記念講演]

 休憩を挟んで、石川忠久先生の記念講演。
 演題は『関東ゆかりの漢詩』で、関東に関わる漢詩を八首、お話しいただきました。

 大正天皇の「過目黒村」、安積艮斎の「王子村晩帰」、平野金華の「早発深川」、太刀掛呂山の「大涌谷」、三島中洲の「葉山洋所見」、山田方谷の「横浜買夷艦」、梁川星巌の「九十九里」、夏目漱石の「木屑録詩(鋸山)」について、石川先生の流暢なお話、時折入る先生の「ここがいいなぁ」というお言葉が「漢詩は楽しい」というメッセージとして感じられました。

 このご講演の記録も、後日、文章化してお示ししますので、楽しみにお待ちください。

[石川先生の記念講演]



[閉会]

 閉会の辞は、中山正道全日本漢連盟常務理事 事務局次長が、「来年度、香川でまた会いましょう」との言葉で締められました。

[受賞者記念写真]






【吟行会(バスツアー 9月9日)】
 大会の翌日、恒例の吟行会ですが、今年は沼津御用邸へのバスツアーでした。
 以下は担当の高須常務理事からの報告です。

 全十五大会記念の「沼津御用邸記念公園見学会と三嶋大社参拝バスツア−」が平成30年9月9日(日)実施されました。当日は晴天に恵まれ石川会長ご夫妻をはじめ58名が参加しました。

 石川会長の「大正天皇と漢詩」の講演を湯島聖堂で聴講後、大成殿前で全員で記念写真を撮り、その後2台のバスに分乗して出発、途上富士山の雄姿を眺めながら一路沼津へ向いました。

 沼津御用邸記念公園では、西附属邸で大正天皇をはじめ、当時の皇族方の生活を偲び、整備の行き届いた庭園を散策、目の前に広がる駿河湾の風景を楽しみました。

 その後、源頼朝ゆかりの三嶋大社に参拝して帰路につきました。

[大成殿前集合写真]




[沼津御用邸前集合写真]







































平成30年度 全日本漢詩大会 全漢連15周年記念漢詩大会の受賞作決定
     (2018. 5. 5)

 平成30年度の全日本漢詩大会 全日本漢詩連盟設立15周年記念漢詩大会の受賞作品が決まりました。

 今回の詩題は「江・河・川」、全国から433首の応募がありました。

   平成30年度 全日本漢詩大会 受賞作品の一覧
































平成30年度 全日本漢詩連盟 理事会・総会が開かれました。
     (2018. 5.12)

 5月12日、全日本漢詩連盟の理事会と全国代議員による総会が東京九段の二松学舎大学三号館にて開かれました。

 石川忠久会長の御挨拶の後、審議に入りました。

  ≪理事会 審議事項≫
@新理事・新代議員の承認
A活動報告
  ●事業報告並びに本年度計画
  ●地区組織状況
  ●会員状況
  ●会誌『扶桑風韻』・会報
  ●連盟ホームページのリニューアルと更新計画
  ●指導者養成研修会
    今年度は8月に東京と広島の2会場で開かれます。

※以上につきまして、報告と説明が行われました。

  ≪総会(代議員会) 審議事項≫
@理事会からの審議事項について、審議
A報告事項
  ●平成29年度 全日本漢詩大会(愛知大会)の報告と実行委員会への感謝状贈呈
  ●平成30年度 全日本漢詩大会(15周年記念大会)の準備報告
  ●2019年度 全日本漢詩大会(香川大会)の準備報告
B全日本漢詩連盟設立に関わる功労者への感謝状授与
C平成29年度『扶桑風韻』漢詩大会 優秀作品表彰
   平成29昨度 『扶桑風韻』漢詩大会入賞者の一覧

※以上の議事が滞りなく進んだ後、参加者記念撮影・懇親会が行われました。




平成30年度総会の記念写真
































平成29年度『扶桑風韻』漢詩大会入賞者一覧
     (2018. 5. 5)

 全日本漢詩連盟会員・準会員の応募による『扶桑風韻』漢詩大会が昨年度から始まりました。
 第一回は「島・洲」の課題で、全国から二百五十五首の応募がありました。

 石川会長を審査委員長として、四人の理事により審査を実施、受賞作品が決まりました。
 特にこの大会では「審査員による一言アドバイス」が用意され、応募者への激励が添えられました。

 平成30年度の同大会の課題は「家・屋」、応募期間は9月1日から11月30日ということで予定しています。
 詳細及び募集要項は、ホームページ及び全漢連会報59号に掲載します。
 応募用紙などもホームページからダウンロードできますので、是非、応募ください。

   平成29年度 『扶桑風韻』漢詩大会入賞者の一覧