(2009年04月01日)

 小学校1年生の「日本語」教科書に杜甫や李白の詩や「論語」も入っている。
 大人が考える以上に、子供たちは楽しみながら漢詩を音読する。

《インタビュー》
『教科 日本語』の試み

世田谷区「日本語教育特区」の2年

若井田正文世田谷区教育長インタビュー

─ 世田谷区が日本語教育特区になって2年、小学校は『日本語』、中学は『哲学』『表現』など独自の教科書を使っての授業も、順調に進んでいるようですね。

若井田 小学校と中学校と内容も違うので、現場の反応もいろいろです。遅れていた中学校用の三冊目『日本文化』という教科書もやっと出来て、これで体制はかたまりました。

特区を申請したときは、小学校は週1時間、中学は週2時間の授業でしたから『哲学』が1、2年生で深く考えることを学ぶ。『表現』は自分の考えを表現するのを1年生と3年生、この『日本文化』を2、3年生で、と考えていました。

今度、新しい学習指導要領ができて、普通教科の授業がふえて、総合的な学習の時間が減るので、平成24年度からは1年生が『哲学』、2年生が『表現』、3年生が『日本文化』と、週1時間の授業になります。小学校はこれまでも週1時間でしたから、変わりはありません。



世田谷区教育長 若井田正文氏