(2006年01月01日)

「とき」電話騒動顛末記

全漢詩連監事  浅岡 清洲

 「とき」とは、全日本漢詩連盟本部のある東京・お茶の水の湯島聖堂から、それほど遠くない、千代田区外神田3丁目の末広町交番近くの、とある建物の地階にある、田舎料理のお店の名である。

 そこは、富山県ご出身の中年のご夫婦がお二人だけで営まれる、20人位のお客様で満席となる小ぢんまりしたお店であるが、出される酒、肴は極めて美味であるばかりか、値段も余り張らない庶民的なお店でもある。

 肴の素材は、富山県氷見港、新湊かしの直送の鮮魚類、酒も「立山」「銀盤」など富山県産の銘酒を中心にだしてもらえる。

 全日本漢詩連盟の役員会のあと、数名の酒好きの同志がこのお店に顔を出すようになってはや半年余りになるが、ご主人夫婦は、名も知らぬ私たちがどうしてこのお店を知り、顔をだすようになったか、不思議に感じておられる様子である。先日も、設立に向けて準備を進めている東京都漢詩連盟の発起人打合会終了後、数名のメンバーで顔を出し、当日特別頒布中の特別純米酒「喜楽長」をたっぷりといただいた余勢で、これまではとくに気をつけて触れないようにしていた漢詩のことも話題にして、大いに盛り上がってしまった。

 ために、ご主人たちは、どうやらこの連中は漢詩関係の人間であることは、何となくお分かりになった様であるが、当方としては、まだ詳しい理由の説明はしていないのである。

 実は「とき」のお店の電話番号は03−3251−4060 で、かつて「全漢詩連會報」第8号(2005(平成17)・4・1付け)の一面記事「今年の全漢詩連総会 名古屋へGo!」の中で、総会に関する連絡先の電話番号を誤って、03−3251−4060としてしまったため、全国から総会に関するさまざまの連絡、問合せが「とき」にかかってしまい、大変なご迷惑をおかけするとともに、きびしいお叱りをもいただいていたのである。

 当時、全日本漢詩連盟としては、詳しい事情もお伝えし、正式にお詫びも申し上げたとのことであるが、それだけでは、何か不十分であるとの気持ちもあって、半年ほど前から、役員会の終了後、先ほどの数名の有志が、新しい客の何人かとして「とき」に顔を出すことにしたのである。

 因みに、全日本漢詩連盟本部の電話番号は會報タイトルの下部に明記してあるように、03−3251−4606 であり、最後の4桁「4606」「4060」としたために、「とき」には大変な迷惑をかけてしまったのである。

 ご主人によれば、「とき」「時」とのことで、余り時が経たないうちに、本文が掲載された會報を持参し、私たちの正体を明らかにしたうえ、改めてご迷惑をおかけしたことをお詫びして、今後、全日本漢詩連盟ともども一層のご愛顧をお願いしたいと思っている。