(2006年07月01日)

函館漢詩文化会の学習風景

(北海道)理事 函館漢詩文化会主宰  山形 道文

創立11年になります。月1回の例会は、みんなで漢詩を朗読することから始まります。昔の小学校の教室にタイム・スリップ。盛唐の李杜王孟を始め前回まで学習した名詩の数篇を気分が乗るまで繰り返します。

漢詩勉強法「三多」の一つ。まず多く読むこと。噛めば噛むほど味が出る。みんな「別天地」「過ぎ去りしものすべて美しきかな」の恍惚に酔うのです。「脳の活性化」にもなる。

何が何でも作詩を!では通用せず、楽しい漢詩どころか、漢詩人と聞けば、難しい古典を専攻する「高踏的異能老人集団か」とばかり、敬遠されてしまう時代風潮です。

当会では主宰が、地方文化に直結する漢詩の学習を目指して、函館に来た漢詩人の漢詩を発掘蒐集し「函館奉行書所とすぐれた漢詩人たち」を数年にわたり1時間講義しています。

創立時会員数は23名でしたが、現在は98名。例会で50名を割ったことがありません。