(2008年04月01日)

電子辞書の盲点

竹内 淳実

 全漢詩連会報第19号に、「電子辞書のすすめ」があった。私も電子辞書を愛用している。大変便利である。ただ、電子辞書だけに頼って、失敗することもしばしばある。おいおい改善されていくことだろうが、電子化の監修は徹底していない。

 私が使用しているのは、セイコーインスツルメンツ社のSR-T4120で、デジタル漢語林7000を収載している。平仄について、わずかではあるが誤りが含まれる。いくつかの例をあげておきたい。

「舞」上平七虞、「娯」去七遇、「儒」上七麌、「符」上七麌、「兪」去四ゥ上七麌、「襦」上七麌、「姥」上平七虞。

 このような欠陥はあっても、電子辞書は軽量で内容豊富、どこにでも携帯できるお勧めの辞書である。

 私は既に2年以上使用している。現在改版されているかどうか定かでない。これから電子辞書をお求めになる方は、上記の字など確かめられるようお勧めしたい。

 お願いがある。全日本漢詩連盟として、このような錯誤の改正を働きかけていただけないだろうか。私人として、訂正のお願いはしたが、確約は得られないままである。