(2004年01月01日)

中国からたくさんの便りと
お祝いの詩が届きました。

「中華詩詞学会通訊」2003年6月30日号に、全日本漢詩連盟創設のニュースが載りました。これは現在、東外大大学院博士課程在学中の金中さんが紹介記事を書いてくれたのです。金中さんは中国西安出身、中華詩詞学会会員で、日中比較詩学専攻、著書に漢詩集「與君相愛五千年」もあります。

(日本の)皆さんも、今日の中国にはどういう代表的な漢詩人がいるか、いかなる名作があるかを知りたいのではなかろうか。

今までお互いに正式に交流する場がなかった。日中の漢詩愛好者同士のコミュニケーションは、ほぼ個人的な付き合い、あるいは特定の地域に限られて来た。全日本漢詩連盟の発足を機に、今後、中国の漢詩界と国の組織レベルでの交流が可能になり、情報伝達の能率化と迅速化が期待できるようになった。

たとえばそれぞれの機関紙に専門の欄を設け、相手の国の優秀な作品を系統的に紹介することも考えられる」と、金さん自身も全日本漢詩連盟に大きな期待を寄せています。

中国から寄せられた便りの数々

中国から寄せられた手紙の中から、一通をご紹介します。石家庄市の謝文合先生(中国石化総公司石家庄煉油 廠子弟中学高中語文教研組)からのものです。

《中華詩詞》を読んで、全日本漢詩連盟のできたことを知り、喜びにたえません」と書いて、「祝賀全日本漢詩連盟成立」の七言律詩が一首、添えられています。

さらに、石川忠久会長の「連盟成立のときの賀詩がすばらしく」「反復吟咏」「賦得七言、謹次其韵」とあり、以下の七言律詩が書かれています。

ちなみに石川会長の七言律詩は―

律中夾鐘天下春
芳隣隔海慶良辰
風雲際会雕龍士
翰墨披忱蹈義賓
同気相求情不老
同声相應韵常新
華章校藝櫻花苑
借浪評詩和友人

打てば響く、とはまさにこのようなことをいうのでしょう。このような交流が盛んになれば、うれしいことです。

このほかにも、武漢市・潘安興さん、四川省内江市・陳代富さん、吉林省・姜敏生さん、福建省・薜為河さん、山東省済南市・藍林恵さん、広西省凌雲・蕭恵民さんからも便りと詩、詩論などをいただきました。折を見て、紹介したいと考えています。