(2004年09月16日)

鶴岡八幡宮奉納吟詠会

全日本漢詩連盟常務理事  中山 清

9月16日鎌倉の鶴岡八幡宮例大祭で奉納吟詠会が行われた。朝日新聞の「さがみ野告知板」という小さな記事で、この催しを知って出かけました。

午後3時前、丁度流鏑馬の最後の騎手の疾走をみて、参拝者休憩所で軽く腹ごしらえをして会場の舞殿にゆくと、丁度いいなと思う正面石段には人が一杯腰掛けて待っていました。しかたなく広場に立って「阿部香世の舞と共に鶴岡八幡宮の詩歌を詩う」という第一部と、第二部「漢詩吟詠」を鑑賞しました。

第二部は参加九流派団体の吟詠でしたが、私の興味をひいた第一部では、積山陽、篠崎小竹などの詩とともに、磯野衛孝氏(本連盟団体会員―中國の名詩を詩う会)の自作三首が作者御自身および鎌倉鹿鳴会会員により朗詠されました。

一首(七言絶句、鶴岡八幡宮大銀杏)を引用させて戴きますと、

青甍朱殿白鳩翻
銀杏亭亭新緑天
深秘傳承靈樹裏
高秋黄葉一千年

各地で同様な催しもあるかと思います。会員各位の御寄稿を願って拙筆をとりました。なお奉納吟詠会の御世話を頂いたのは鎌倉吟星会で会長の佐藤敏産氏は前期磯野様と同じ団体の本連盟会員です。