(2006年06月11日)

都漢詩連、初の吟行会

34名で高幡不動尊を訪ねる

都漢詩連副会長 浅岡 清明

東京都漢詩連盟が企画・主催する初めての吟行会が去る6月11日(日)、都下日野市の古名刹、高幡山明王院金剛寺(通称・高幡不動尊)を会場として、開催された。

当日、午前11時、京王線高幡不動駅改札口に集合した吟行会参加者は、顧問の石川岳堂先生ご夫妻、丸山鑾渓氏(地元の花水吟社会長)、会長の窪寺貫道氏をはじめ、総勢34名。

まず初めに、本日開催予定の柏梁体詩会のための短冊が参加者全員に配られ、各自それを手に徒歩で同寺へ。

同寺では、全員来賓室に招かれ、川澄祐勝貫主から、同寺の縁起などを拝聴、茶菓などを頂戴した。

ついで、寺僧のご案内で境内の堂宇、重文丈六不動三尊をはじめ、寺宝の数々を拝見。正午すぎ、寺内別室で、心づくしの精進料理を味わい、午後1時すぎから、あじさい祭り開催中の同寺境内を三三五五、散策、吟行した。

午後3時、会場を同寺近くの喫茶店ビーハイヴ(都漢詩連常任理事齋藤桂秀氏のご子息が経営)に移し、各自吟行で得られた七言一句を、柏梁体初体験の参加者も含めて全員が提出、全34句による柏梁体の詩会が開催された。

今回使用の韻は、下平聲一先韻。主宰の窪寺会長により、若干修正を加えて構成された柏梁体は会員2名により浄書され、これを壁面に貼り出し主宰による読み下しと解説が行なわれた。

以上をもって、今回吟行会の全予定は無事終了し、午後5時、参加者はお世話に預った高幡不動尊、窓口を担当いただいた常任理事・齋藤桂秀氏に感謝しつつ、再会を約して散開した。