(2007年05月12日)

懇談会・『扶桑風韻』入賞者の発言から

(平成19年度)

平成19年度の理事会・評議員会、表彰式が終わったあと、昼食をとりながら、なごやかな懇談会が始まった。

最優秀賞の柴田隆全さんは名古屋市の僧侶だ。「私はもともと大学では数学を専門科目として選んでいた。4年間の海外生活も経験した。家が寺で、私も永平寺へ修業に行った。父は服部先生に漢詩を習っており、私も昭和60年から先生に習い始めて、漢詩とのつながりが深まった」

優秀賞の小林忠志さんは「長年、中学校で英語を教えるかたわら、詩吟を続けてきた。伊藤竹外先生の『詩吟家のための漢詩入門』を読んだり、服部先生の本にも目を通したりして、漢詩になじんできた。鳥取県漢詩協会は、平成12年の国民文化祭・漢詩大会をやったあと、会員が減って一時、8名になった。それでも今は3つのグループができて、公民館などで漢詩教室を開いたりして、約30名が漢詩を楽しんでいる。地元新聞の読者文芸欄に月1回、漢詩をのせてもらっているのも力になっている」

秀作の古田光子さんは「10数年前、湯島聖堂の石川岳堂先生の漢詩入門講座に入ったのがきっかけでつづけている。ボケ防止のためと思っていたが、石川先生の情熱にひかれて、深みに入ってきた。作るのは苦しくて大変だが、とにかくつづけている」

優秀賞の風岡正明さんは「自分の専門は書道だが、書く以上は多少とも漢詩が作れた方がいいかな、と考えて始めた。以来ズルズルとつづけている、といったところ」

その他の方々からも、漢詩とのつきあいが語られ、楽しい懇談会となった。



平成19年度理事会・評議員会に集まった方々