(2007年10月07日)

茨城県国民文化祭プレ漢詩大会

小学校6年生の詩に注目
茨城県漢詩連盟副会長  吉澤 鐡之

「ふるさとの草木・花卉」と題して公募したプレ大会も、予想を上まわる462点の応募を頂き、実行委員会は先ずホッと胸を撫でおろした。水戸市で、開催する事に決定して以来、幾度もの会議を開き乍らも、実際どのぐらいの応募があるのか不安でいっぱいだったのです。

其後、石川忠久先生、窪寺貫道先生を中心に審査会が開かれ、42点の作品が選出された。特に若年者奨励賞の中には地元水戸市立三の丸小学校6年生の古川慶顕君が入賞し、早熟なる天才児の出現に、後日の漢詩大会が待ち遠しく思われた。



茨城県プレ漢詩大会の発表風景

10月7日午後2時より、水戸駅北口の常陽藝文センターにてプレ大会が開催された。先ずは授賞式。主催者や来賓の御紹介、御挨拶の後、特別賞一人一人が壇上に上がっての厳かな式典となった。最高賞の保浦寧風さんは、愛知県から態々の御来水。その他、常連の入賞者も見受けられたが、やはり、小学生の古川君が注目の的だった様だ。

午後3時、審査員石川忠久先生の「漢詩の味わい方」と題しての記念講演。特別賞10点をそれぞれ丁寧に解説してくださったのは有意義だった。本人も気付かなかった長所を見つけてもらった人もいた。兎に角、石川先生の解説は解り易い。其後、午後4時からの作品発表会の吟や書道吟の折には、会場内の隅々まで詩の意味を理解出来ての発表会となり、充実した会とする事が出来た。

午後5時半からは、同会場内にて10名程の懇親会を開く。全日本漢詩連盟からも菅原、住田、大地の各先生方に駆けつけて頂き、会に花を添えて頂いた。

多少の反省点を残し乍らも、先ず先ずの大成功であったと思う。来年の本大会には1000首を越える応募を目指して更に頑張ります。

若年者奨励賞

紫陽花  紫陽花[あじさいのはな]
    水戸市立三の丸小学校6年  古川 慶顕[よしあき]
雨後尋來宗匠家 雨後[うご] 尋[たず]ね来[きた]
宗匠[そうしょう]の家[いえ]
門前迎我紫陽花 門前[もんぜん] 我[われ]を迎[むか]
紫陽花[あじさいのはな]
青房六七白三五 青房六七[せいぼうろくしち] 白三五[しろさんご]
微誘C風雅趣誇 [かす]かに清風[せいふう]を誘[さそ]って
雅趣[がしゅ][ほこ]