(2009年02月15日)

詩的な言葉が面白かった

七会中学二年 若年者奨励賞  大座畑仁望
   月   月
今宵花影散輕風 今宵[こんしょう] 花影[かえい] 
  軽風[けいふう]に散[さん]
吹笛倚欄興未窮 [ふえ]を吹[ふ]きて 欄[らん]に倚[よ]れば 
  興[きょう][いま]だ窮[きわ]まらず
C景惱人孤月夕 清景[せいけい] 人[ひと]を悩[なや]ます 
  孤月[こげつ]の夕[ゆうべ]
氷輪寂寂盡玲瓏 氷輪[ひょうりん] 寂々[せきせき]として 
  尽[ことごと]く玲瓏[れいろう]たり

今回はこのような賞をいただき、大変光栄に思っております。

この作品は、学校の選択国語の時間に作りました。それまで、漢詩というものに触れたことはなかったので、これが初めての詩作ということになります。

最初は漢文の訓読を習い、その後「押韻」「起承転結」など漢詩の基本を学んでいきました。

実際の詩作についてですが、まず日本語で起承転結の流れを考えながら場面を想像していき、それに合った言葉を漢和辞典や詩語集の中から探していきました。

漢詩には平仄のきまりがあるので苦労しましたが、「月」を表すだけでも、「銀盤」「兎魄」など様々な詩的な言葉があるので面白かったです。

反省点としては、転句でもう少し動きが出せれば良かったかと思います。これからも、何かの折に触れ、漢詩という形で自分の気持ちを表していければと思います。