(2006年07月30日)

千葉県漢詩連盟 第2回総会開かれる

「房総風雅」漢詩集も来春発刊予定

「千漢連会報」第3号(9月1日)より活動状況を紹介――

昨年7月30日(土)に設立総会を開催してより早一年、会場も昨年と同じ由緒ある二松学舎大学柏校舎をお借りして、第2回総会が開かれました。会員30名、来賓および会員外の方を含めて40名ほどが参加しました。

綿引方風会長ご逝去により、会長代行金子静修、副会長杉山渓雪とし、「会長」は綿引先生への思いを断ちがたく、また、綿引先生との縁で入会された方の胸中も察し、任期満了まで空席といたします。

記念講演は昨年に引き続いて「房総の漢詩その二」として、演題は「吟遊詩人・鱸松塘」でした。内容は、松塘の詩を通じて日本人の文化の高さを学ぶことにあります。 講演の中の一詩「新潟竹枝」について、竹枝詩は多くの詩人に詠われており、土地の風俗等を上品に表現されるものです。この詩は杜牧の詩「寄揚州韓綽判官」に大変影響されており、人心のやさしさが上品に表現され、文化の高さを示す良い詩であります。

また「金沢」に詠われている詩の背景をみると、表現方法をよく考慮された社会風刺の心に共感するなど、柔かな口調で話され、石川先生の名調子に魅せられ、あっという間に予定の時刻になっていました。

「折角の漢詩の縁で千葉県漢詩連盟に結集したのだから、自分達の漢詩集を発刊したい」と、故綿引会長も望まれていました。その志を受けて「房総風雅」の参加募集をしたところ、約60名の参加がありました。先哲の詩もあわせて、150首位の規模にし、来年の総会までに刊行したいと思っています。