(2006年10月14日)

神奈川県漢詩連盟が正式に発足!

10月14日(土)神奈川県漢詩連盟が発足した。当日、横浜市技能文化会館に約60名が集まり、規約、役員人事、今後の運営などを審議、原案通り承認されて、いよいよ正式に船出した。石川岳堂顧問から「神奈川の漢詩」と題した記念講演、ひきつづき、賑やかな懇親会がひらかれた。

挨拶する中山清会長

中山清会長が「全日本漢詩連盟ではできない、キメ細かなところから始めたい。それには何よりも、交流が一番。漢詩を作って人に見てもらい、恥をかいて、継続は力なりと信じていけば、だんだん腕も上がるはず。とにかく漢詩をエンジョイしょう」と、集まった会員に力強く語りかけた。

神奈川県は古都鎌倉、江ノ島、箱根などの名勝も多く、東海道を往来する文人たちがたくさん漢詩を残している。ところが、神奈川出身の漢詩人は? となると、すぐには名前が浮かんでこない。

何より漢詩のすそ野を広げなければ、と早くも平成19年度の事業が決まった。1月24日(水)午後1時〜4時、横浜市開港記念節で「研修会」。3月から5月にかけて、月2回「初心者入門講座」。4月3日(火)には金沢文庫へ「吟行会」――が予定されている。

平成丙戌十月十四日
神奈川県漢詩連盟發程賀此以賦
貫道 窪寺 啓
金河鴎鷺結盟筵 金河の鴎鷺 結盟の筵
新起雅聲東海天 新たに雅声起こる 東海の天
富嶽鎌臺又繪島 富嶽 鎌台 又絵の島
幾多名勝入詩篇 幾多の名勝 詩篇に入らん
賀神奈川県漢詩連盟設立
有恒 菅原 満
鎌臺銀杏任風舞 鎌台銀杏 風に任せて舞う
絵島白鴎追浪翔 絵島の白鴎 波を追って翔ぶ
愛好金河詩藻客 金河の詩藻を愛好するの客の
応開奎運楽洋洋 応に奎運を開くべく 楽しみ洋々たり