(2008年11月15日)

房総の漢詩集を読む

千葉県漢詩連盟
事務局長  菅原有恒

千漢連は、この7月に第四回の総会を終え、5年目に入っており、当初から出入りはあるものの90名前後会員が楽しんでおります。

初代会長が創立一年目の平成18年3月に急逝されたときは、運営についてどうしようかと大いに悩みましたが、金子会長代行がうまく繋ぎ、現会長に鷲野先生を迎えた時は、天も千漢連を見捨ててないなと思いました。新しい会長の若さと、将来の夢を乗せて、新しい千漢連丸は出航したのです。

千漢連の会員は、まだまだ北の下総地区に偏っていますが、いずれの日か、上総、安房の皆さんも参加してくれることを望んでいます。ただ、鷲野会長のお蔭で、学生会員が6名もおり、高齢者とも打解けて、老若男女ともども和気藹々と楽しんでいます。

毎年7月に二松學舍大学柏校舎で行われる総会では、当連盟の顧問でもあります石川忠久先生に、「房総の漢詩」と題して既に4回も講演を頂いています。

「漢詩の実作」「会員の交流」を目的として、吟行会を年二回ほど開催し、最近では、市川真間、小見川佐原で行い、各会派に持ち回りで実行して頂くことにより、各会派自慢の地元の光景を目と味と足で楽しみ、柏梁体を作り、漢詩を作ったりしています。

また「漢詩の古典鑑賞」を目的として、鷲野会長の指導による研修会を年3回ほど開催し、房総の漢詩集(現在は大沼枕山の『房山集』)を読みながら、詩作の要諦を学んでいます。

新年会には、会員外の方々も参加して、研修会の後、懇親会を行っています。もう一つの柱である「漢詩の指導の場」を作る目的で、来年から漢詩の入門講座をひらいていく予定ですが、そのため指導者の養成講座もはじめました。

広報として、会報については、年2回、会長・副会長による激励文、鷲野会長による漢詩創作紀行・漢詩の鑑賞(大沼枕山『房山集』)、総会・吟行会・新年会の報告、其の他日中展参加報告、及び柏梁体・投稿漢詩の掲載を行っています。

さらに、『房総風雅』と題した連盟の漢詩集を2、3年に1度発行しています。来る平成22年には、創立五周年を迎えるため、漢詩集『房総風雅』第二号の発行、会員による詩吟舞演技、書道展、海外(中国・台湾)との協調を図るための交流旅行等の開催を夢見ています。