(2008年11月15日)

新しい人を力にして!

神奈川県漢詩連盟
事務局長  田原健一

今年の連盟総会の後の恒例の懇親会での話。席上、石川忠久先生がさらさらと箸袋に一詩お書きになられた。わが連盟の活動振りに対するお褒めの言葉である。

鴎盟創會僅三年
春夏秋冬稽古全
可看金河新様式
師生雲集満詩筵

特に転句の「可看金河新様式」のお言葉がなんとも嬉しい。

きっと総会での事業報告をお聞きになり、「初心者入門講座」を軸として会員数を順調に増やしてきている神奈川の活動振りを目新しく思われたのであろう。 

「初心者入門講座」は会員からの紹介と新聞社のタウンニュース欄での講座のPR等により、毎年30名ほどの受講生を迎えて4月から6月にかけて月2回のペースで計6回の授業を行っている。授業の前半は中山会長に講義をお願いし、後半は世話役5〜6人で生徒と顔つき合わせて漢詩の実作指導を実施している。今年は皆さんなかなかの勉強振りで、卒業作品を提出された方は25名であった。

去年の卒業生は「金星会」という吟社を作って活動している。今年の受講生も春の講座の後の秋の「新人フォローアップ研修会」を経て吟社を立ち上げてくれればと期待している。次々と毎年新しい漢詩人の集まりが出来ていき、その夫々の吟社の交流の繋ぎ目の所に連盟があって役に立っていければと夢みたいなことを考えている。新しい人を新しい力にして、漢詩を通じて人と人との豊かで和やかな交流の輪が広がっていけばと願っている。



神奈川近代文学館での研修風景