新理事・評議員を6名選出

表彰式、懇談会もにぎやかに

 平成18年4月22日(土)、二松学舎大学九段校舎13階で、全日本漢詩連盟の理事会・評議員会が開かれた。理事、評議員、「扶桑風韻」第3号入賞者など35名が集まった。

 評議員会は昨年までの総会にかわるものとなった。石川忠久会長の挨拶に続き、逝去された清水怡荘、綿引方風両理事に黙祷を捧げた。窪寺啓、岡崎満義、福原豊弘、住田笛雄の各常務理事から活動状況報告、決算・予算報告が行なわれた。

 つづいて、新しい理事として、渡辺寒鴎(山梨・鴎吟社)、鷲野正明(千葉・国士舘大学)、評議員として石川晏子(東京・聖社詩会)、関谷則(東京・聖社詩会)、金子完治(千葉県漢詩連盟)、楠泰郎(香川・臥風流吟詠詩会詩壇)、安部一郎(香川・栗山詩壇)の各氏が選ばれた。

 その後、伊藤竹外副会長から、11月23日に松山市で開かれる予定の漢詩大会について準備状況の報告があった。

50年前、平櫛田中氏103歳のとき「60、70鼻たれ小僧、80、90働き盛り」と言った言葉を信条とする伊藤さんは「見る、聞く、味わう」にみあう漢詩道、吟詠道、剣修道の「三道一如」で初の漢詩大会を、大いに盛り上げていきたい、と力強く宣言。さらに、この大会を期に全漢詩連の会員も、5000人(現在1900人)にまでふやしたい、ふやさなければならないと意気軒昂たるものだった。出席者から大きな拍手がわいた。

(漢詩大会には、文部科学大臣賞が出されることも決まった。)

平成17年国民文化祭福井大会の模様が、南出慎一さんから詳細に報告された。その中で「高校生からの応募作品が七首あった。これは永井龍巳氏が一年前から福井県三国高校に漢詩クラブをつくり、熱意をもって指導している成果。今も少しずつ部員がふえている」という報告に、多くの注目が集まった。若者と漢詩は、連盟の最大課題のひとつであるだけに、福井の取り組みに関心がもたれた。
ひきつづき、「扶桑風韻」第3号の入賞者(森本輝泉、山田渓琶、山内霞風、佐藤七風の各氏)に石川会長から表彰状が渡された。



石川会長から表彰状をうけとる森本虎雄さん

昼食後、出席者全員の自己紹介をかねた近況報告があった。各地の活動状況も分かり、有益な懇親会となった。

午後3時に無事、閉会となった。