漢詩文復権へ大きなうねり

平成19年度の理事会・評議員会

 平成19年5月12日(土)午前11時より東京の二松学舎大学九段校舎13階で、全日本漢詩連盟の理事会・評議員会が開かれた。理事、評議員、「扶桑風韻」第4号入賞者など42名が集まった。

 冒頭、石川忠久会長から力強い挨拶があった。「昨秋、松山で開かれた連盟初めての漢詩大会は、伊藤竹外副会長をはじめ地元の方々のご努力で予想以上の盛り上がりを見せた。この勢いを減ずることなく、今年の活動につなげていきたい。

 漢詩に対して世の中はだんだんいい方向に向っているように思う。東京都世田谷区は『日本語特区』としての活動が始まり、漢詩をふんだんに取り入れた小学生用の教科書を作った。「会長通信」参照)

 また、最近、中国のテレビが湯島聖堂の取材にやってきた。世界中の“孔子”を取材し、来年放映するという。日本にも中国にも、中国古典に対する見直し、復権が始まったようだ。こういう世界的な大きなうねりが出ていることは、全漢詩連にとっても大きなバックアップになろう。この流れに乗って活動をさらに盛り上げたい」

 このあと、18年度の事業、ホームページ、会報機関誌、地区組織について、菅原、窪寺、岡崎の各常務理事から報告された。つづいて、決算、会計監査報告、19年度の予算案、理事・評議員の選任、規約の一部改定(第3条・奨励会員は大学院生、大学生以下の学生等で、入会手続きをとり奨励会員会費を納めた個人とする(会費は年間1,000円とする)を審議、可決された。

 最後に2007年茨城県国民文化祭プレ大会の漢詩大会について吉沢鉄之・茨城県漢詩連会長から、また、昨年秋の松山市での漢詩大会について伊藤竹外副会長から、それぞれ報告された。さらに扶桑風韻第4号入賞者の表彰があった。



全漢詩連会長・副会長を囲む入賞者のみなさん
前列左から柴田隆全、伊藤副会長、石川会長、服部副会長、小林忠志、
古田茂、
後列左から古田光子、佐野佐喜子、武藤千恵子の各氏。右端は小林夫人