賑やかに創立5周年記念大会

節目の年、さらなる飛躍を願い

 全日本漢詩連盟は今年、創立5周年の節目を迎えた。5月10日、二松学舎大学地下3階で、理事会と評議員会が同時に開かれ、平成19年度の活動報告、決算などが審議承認された。

 特筆すべき活動は、東京、千葉、神奈川、埼玉、栃木、岡山などに、漢詩連盟が創設されたことだ。各地の漢詩連盟は全漢詩連の下部組織ではなく、自立的な組織として研修会、吟行会などを行ない、それぞれ個性的な会報も発行している。

 今後も山梨、静岡、長野などの各県で、漢詩連盟設立の動きが高まっている。全漢詩連はこれら地方漢詩連と緊密に連携し情報の収集、発信など、漢詩ネットワークの要としての機能を果たすことになる。なお、今秋は茨城県国民文化祭で漢詩大会が予定されている。

 5月10日午後1時より、二松学舎大学中洲記念講堂で、全漢詩連創立5周年記念大会が開かれた。会場には会員のほか、二松学舎大学の学生たちも参加、「漢詩オピニオン・コンサート」を楽しんだ。

@「現代文学の中の定型詩を考える」(鼎談)は、作家の中沢けいさん、俳人の宇多喜代子さん、と石川忠久会長の3人で、定型詩の可能性を探る話合いになった。

Aムッチーノ・クインテットによる名曲の演奏は、会場になごやかな雰囲気をかもしだして、好評だった。漢詩とモーツアルトはよく似合う!?

B「漢詩に未来はあるか」(座談会)は、6人の出席者から、漢詩への熱い思いと将来性について、貴重な報告があった。地道な活動、勉強ぶりが感動を与えた。夕方からはにぎやかに懇親会が開かれ、交流を深めた。



5周年記念大会に集った理事、評議員。
ゲストの宇多、中沢さんも


ムッチーノ・クインテットの演奏